「真空パック+急速冷凍」で美味しさをキープ

当店で提供するお肉は、自社のグループ農場で育てた豚を、直売所で販売する分だけを選りすぐり、スジなどの余分な部分を丁寧に除去する整形作業後に加工。生のままスライスし、真空パックした直後に急速冷凍機(リ・ジョイスフリーザー)でマイナス35℃の液体に浸し、短時間で一気に凍結させています。他店では、入荷時に冷凍されたお肉を、整形せずにスライスした後に再冷凍するケースがありますが、当店は「丁寧な整形作業」と凍結前の鮮度や味、風味を維持できる「急速冷凍1回のみ」にこだわっています。

家庭用の冷凍庫だと、凍結するまでに時間がかかるため食品の細胞が壊れて解凍時にドリップが出てしまいますが、急速冷凍機は短時間(厚さ2センチの豚肉で約8分間)で凍結できるため、細胞を壊すことがありません。また凍結後も真空パックで保存することで、直接空気に触れることが少なく、より美味しい状態を保ちます。
真空パックして急速冷凍したお肉は、表面が白い結晶で覆われ、色もくすんだように見えますが、解凍して開封すると、白い結晶は消え、肉本来の色(いわゆるピンク色)に戻ります。どうぞ安心してご利用ください。

なお急速冷凍は、揚げメンチカツ(調理済・冷凍タイプ)の加工にも利用しています。ここで使う急速冷凍機は、液体に浸すタイプではなく、磁石と電磁波に冷風を融合させた最新の「プロトン凍結」というものです。これにより冷凍による劣化をより抑えた状態で凍結できます。

急速冷凍機
当店で使用する急速冷凍機。リ・ジョイスフリーザー(左)とプロトン凍結機(右)

おいしい解凍方法

調理する前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、1日~半日かけて解凍してください。お急ぎの場合は、ボウルに氷水を張り、袋のまま沈めて溶かしてください(氷水解凍)。

  1. 解凍手順1
    急速冷凍庫で一気に凍結
  2. 解凍手順2
    真空パック・急速冷凍したお肉
  3. 解凍手順3
    冷蔵庫に移してゆっくり解凍
  4. 解凍手順4
    解凍後、開封すると元の色に戻ります

保存にも便利な真空パック

すぐに使わないときは、真空パックのまま冷凍庫で保存してください。重ねても場所をとらず、トレイを使用していないのでゴミの減量化にも役立ちます。

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